2008-10-22
凄い! けど意味分からん!!
驚いたねぇ。ノーベル賞に四人の日本人が選ばれたさ。巷では「今年はノーベル賞の当たり年だ!」なんて騒がれてね。台風じゃないんだから!
ワイドショーの街角インタビュー見てて思わず笑ったからや。東京の新橋かどっかの駅前で赤ら顔でベロンベロンに酔っ払ったサラリーマンが
「ヒック、え? 四人もとっちゃったの? ヒック、めでたいねぇ~。今から帰って祝杯あげますよ、ヒック」
ってまだ飲むば! 結局ただ飲みたいだけあんに! 他にも大学生と思われるグループが
「イエーイ! え? これ何のインタビューっすか? え、ノーベル賞四人もとったんっすか? 日本マジやばいっすね。最近暗いニュースばっかだったんで、チョ~日本最高~みたいな。ニッポン、チャチャチャ! ニッポン、チャチャチャ!」
ってなんで最後にニッポンコールだば! オリンピックでもワールドカップでもノーベル賞でも何でもいいんだろうね、お祭り騒ぎができれば。だいたい何が「最近暗いニュースばっかだったんで」よ。絶対そんなこと考えてないだろ。見るからに毎日コンパや飲み会で楽しんでますって顔してるあんに! ま、完全に偏見ですけど…。

ノーベル物理学賞を受賞した南部氏の受賞理由が「物質の最小単位である素粒子の自発性的対称と破れの発見」。小林、益川両氏は「CP対称性と破れの起源発見」…って自分で書いててもじぇんじぇん意味分からん! 辛うじて分かったのは“発見”って所だけやさ。何かを発見したことだけは分かった!
あともう一人の受賞者、ノーベル化学賞の下村氏は1961年にオワンクラゲから緑色蛍光たんぱく質(GFP)を初めて発見したそうで。なるほどねぇ…へー…。って感想それだけか! 自分でもびっくりするほど意味分からんやっさぁ。しいて一言だけ言うとすれば「日本人ってぶっちゃげマジ、ハンパねぇ」ってことかなぁ。ってそれじゃさっきの学生と何も変わらんあんに!
今回このノーベル賞を受賞した研究なんかについていろいろ調べたり考えてみたりしたんだけどね。下村さんのクラゲの方はなんとなく分かったんだけど、物理学賞の三人のやつがねぇ…。考えれば考えるほど頭痛くなってくるんだよなぁ。なんか髪の毛をむしりながら「ぬぉー!“破れ”でもサブレでも何でもいいわーい!」って叫びながら着てるTシャツをビリビリ破りたくなるんだよなぁ。
今回日本人の四人がノーベル賞をとったことで子供達に夢を与え科学離れに歯止めを掛けることができたかもしれんけど、僕は完全に科学離れに拍車が掛かったやっさぁ。
(お笑い芸人)
- 南部、小林、益川氏/ノーベル物理学賞(10月8日付の朝刊1面)
- 下村氏ノーベル化学賞/蛍光タンパク発見(10月9日付の朝刊1面)
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