2008-5-28
新聞に見る沖縄…
いや~、久しぶりに新聞を読みながら笑ったね! それは5月16日の朝刊社会面やさ。5月16日の朝刊と言えば、毎年お馴染み「5・15平和行進」の記事、そして本土復帰に関する記事などが載ったりするさ。今回はそれらに加え、他の記事が凄かった! その見出しだけを幾つか書き出してみると…

「2米兵を起訴 06年沖縄市タクシー強盗」「ドル札偽造の海兵隊員有罪」「海兵隊員暴行事件 きょう軍法会議」「比女性暴行 伍長を不起訴処分」「米海兵隊員の2子息 窃盗などで書類送検」「普天間軍用機で地デジ受信障害」…って米軍に関する記事多さよ! 日本に復帰して36年目の新聞とは思えないどぉ! あきれるのを通り越して感心するさ。よくもまぁ、これだけのことが同時にニュースになるよや。なんて書くと、本土のどこかのメディアあたりから「沖縄の新聞は偏ってる」なんて言われそうだけどさ。僕の勝手な意見として言わせてもらうと「偏っててもいいさ。これが沖縄、これがウチナーの新聞やさ!」
って言いたいね。日本全国どこ探してもこんな面白い新聞は無いよ。考えてみてさ。平和行進で必死に平和を訴えてる記事と米軍の不祥事の記事だらけどぉ。観光客がこれを見たら、沖縄なんて絶対に来たくならないと思うけどね。どこが癒しの島よ!
そう考えると、観光客の皆さんには絶対に沖縄の新聞を読ませないほうがいいよね。
一方、新聞をもっと読んで欲しいのは沖縄の学生の皆さんやさ。沖縄国際大学の佐藤学教授が計160名の学生に尋ねたところ、5月15日が本土復帰の日だと知っていたのはわずか21名(13%)だったそうで。沖縄の新聞を読んでいれば、5月15日が何の日かは嫌でも分かるからや。ってなこと言ってる僕も、芸人になるまでは新聞なんて一切読まなかったけどさ。若い子達にしてみれば沖縄がかつてアメリカだったことなんて知らないし、大して興味もないってのが現実だよね。でも今の沖縄の実状は知っていたほうがいいさぁね。そこで本土復帰の日は知らなくてもいいから、アメリカの独立記念日には各家々が強制的に星条旗を掲げてお祝いしないといけないってのはどんなね? ウチナンチュであり日本人であることが当たり前となっている僕らが、7月4日にはなぜか星条旗を掲げないといけないわけさ。星条旗を掲げていない家は罰金とられるわけさ。いや、その逆でもいいね。星条旗を掲げると国からお金もらえるわけさ。これって凄い違和感あるよね。でもなんとなく今の沖縄を表してる感じがしない?
(お笑い芸人)
【ニュースINDEX】
- 復帰36年の5月15日 「何の日か…」県内学生大半知らず(5月15日付夕刊3面)
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